道路を運転していると、野生動物が突然飛び出してくることがあります。
もし動物を轢いてしまった場合、どうすればよいのか迷う人も多いでしょう。
野生動物との事故は、ドライバーにとっても動物にとっても悲しい出来事です。
しかし山道や自然の多い地域では、どうしても起きてしまうこともあります。
大切なのは、慌てず安全に行動することです。
ここでは、動物を轢いてしまったときの基本的な対処法をわかりやすく解説します。
動物を轢いてしまったときの基本的な対処手順
まずは落ち着いて行動することが大切です。
驚いて急ブレーキや急停車をすると、後続車との事故につながる危険があります。
①安全な場所に車を停める
可能であればハザードランプを点灯し、安全な場所に停車しましょう。
②周囲の安全を確認する
交通量の多い道路では無理に車外へ出ないことも大切です。
まずは自分と周囲の安全を確保します。
③動物の状況を確認する
安全な場所から、動物が動いているかどうかを確認します。
むやみに近づいたり触ったりしないようにしましょう。
④警察へ連絡する
動物との衝突も交通事故の一種です。
車の損傷がある場合や保険を使う可能性がある場合は、警察に連絡して事故として記録してもらうことが大切です。
動物が生きている場合の対処
轢いてしまった動物がまだ生きている場合でも、むやみに近づいたり触ったりするのは避けましょう。
弱った野生動物はパニック状態になり、噛みついたり引っかいたりする危険があります。
もし安全にできる状況であれば、ハザードランプなどで後続車に注意を促し、動物がさらに轢かれてしまうのを防ぐことも考えられます。
ただし交通量の多い道路では危険なため、自分の安全を最優先に行動してください。
対応に迷った場合は、警察に相談するほか、市役所や町役場などの自治体の窓口に問い合わせると案内してもらえることがあります。
野生動物の対応は地域によって異なるため、無理に自分で対応しようとしないことが大切です。
動物が死んでいる場合の対処
轢いてしまった動物がすでに死亡している場合でも、無理に触ったり移動させたりするのは危険です。
交通量の多い道路では、車外に出ること自体が事故につながる可能性があります。
まずは安全な場所に車を停め、自分と周囲の安全を確保しましょう。
道路上に動物が残っていて交通の危険がある場合は、警察や自治体に連絡すると対応を案内してもらえることがあります。
多くの地域では、道路上の動物の死体は自治体や道路管理者が回収する場合があります。
状況によっては道路緊急ダイヤル「#9910」などで道路の異状として通報できることもあります。
シカやイノシシなど大型動物との事故は特に注意

日本ではシカやイノシシなどの大型野生動物との交通事故も発生しています。
大型動物と衝突すると、車が大きく破損したり重大な事故につながることがあります。
このような場合は無理に対応しようとせず、安全な場所から警察へ連絡することが大切です。
ケガをした野生動物には近づかない
ケガをした野生動物は、通常よりも警戒心が強くなっています。
不用意に近づくと、噛まれたり引っかかれたりする危険があります。
また、野生動物はさまざまな病原体を持っている可能性もあります。
安全のためにも、基本的には触らないことが大切です。
野生動物のロードキルが起きやすい場所

野生動物との事故は、特定の場所で起きやすい傾向があります。
・山道や森林の近く
・街灯が少ない道路
・夜間の道路
このような場所では、動物が道路を横断することがあります。
スピードを落として注意して運転することが大切です。
まとめ
動物を轢いてしまった場合、まずは落ち着いて安全を確保することが大切です。
無理に動物へ近づいたり触ったりせず、警察や自治体などの案内に従いましょう。
野生動物も私たちと同じ自然の中で生きています。
事故を減らすためにも、山道や夜間の運転では特に安全運転を心がけたいですね。

