栃木の哺乳類一覧|何種類いる?写真でわかる完全ガイド

毛づくろいをするニホンザルの群れ。集団で行動するサルは警戒心が強くなることがある

栃木県では、山地や里山、河川敷、住宅地周辺など、さまざまな環境で多くの哺乳類が見られます。

「栃木にはどんな哺乳類がいるの?」「何種類くらいいるの?」
そんな疑問を持った方に向けて、この記事では実際に目にする可能性のある哺乳類を中心に、一覧で分かりやすく紹介します。

この記事は、公開されている資料をもとに、筆者自身の観察経験や専門的な知見も踏まえて整理した内容です。
野生動物の種数や分布は、調査や研究の進展によって変わることがあります。

栃木で見られる動物や危険生物は、こちらの総合ページでまとめています。
▶ 栃木の野生動物まとめ|見られる動物・危険生物・観察スポット

目次

栃木の哺乳類は何種類いる?

栃木県では、これまでの調査から哺乳類がおよそ51種確認されています。
ただし、その中には人里ではほとんど見られない種や、限られた環境に生息する種も含まれます。

以下では、山地・里山・住宅地周辺などで比較的知られており、目撃情報もある哺乳類を中心に紹介します。

※種数(約51種)は、栃木県が公開している生物多様性に関する情報などを参考にしています。

中・大型哺乳類

中・大型哺乳類の中には、人とのトラブルにつながる可能性がある種も含まれます。
見かけた場合は、無理に近づかず、距離を保つことが大切です。

ツキノワグマ

草むらに現れたツキノワグマ 栃木県の山林で遭遇した野生のクマ

山地を中心に生息が確認されている大型哺乳類です。
人里近くで目撃されることもあり、栃木県を代表する野生動物の一つです。

ニホンジカ

日光の雪の森で出会ったニホンジカのオス

森林や草地で見られる代表的な哺乳類です。
奥日光などでは比較的よく知られた存在です。

イノシシ

栃木の山中で休む野生のイノシシ。岩陰に身を隠す成獣の個体

里山や農地周辺でも確認されることがある哺乳類です。
農作物被害の原因になることもあります。

ニホンザル

栃木の里山で撮影したニホンザルの親子。子ザルを抱える母ザルの野生個体

山地を中心に群れで行動する哺乳類です。
地域によっては人里近くで見られることもあります。

タヌキ

渓流を歩くタヌキ 栃木県の山間部で撮影した野生のニホンタヌキ

住宅地周辺でも見かけることがある哺乳類です。
夜間に活動することが多く、身近な野生動物として知られています。

ホンドギツネ

草むらで休むキツネ

森林や草地で見られることがあります。
警戒心が強く、姿を見られる機会は多くありません。

アナグマ

林縁で苔むした地面を歩きながら餌を探すアナグマ

夜行性で、地面に巣穴を掘って生活する哺乳類です。
夜間の道路横断などで存在に気づくことがあります。

ニホンイタチ

イタチイラスト

水辺や農地周辺などで見られる小型〜中型の肉食哺乳類です。
細長い体と素早い動きが特徴です。

ニホンテン

二ホンテンイラスト

森林性の哺乳類で、木登りが得意です。
夜行性で、姿を見かける機会は多くありません。

小型哺乳類

ノウサギ

夜の林道に現れたノウサギ

草地や林縁部で見られることがある哺乳類です。
季節によって体色が変わることがあります。

ニホンリス

枝の上でクルミを食べる二ホンリス

森林に生息する小型哺乳類です。
昼間に活動し、木の上を素早く移動する姿が見られます。

ムササビ

巣箱に入っているムササビ

夜行性で、木から木へ滑空する哺乳類です。
夜間に鳴き声で存在に気づくことがあります。

モモンガ

モモンガイラスト

夜行性で、小型の滑空性哺乳類です。
ムササビより小さく、夜の森林で見られることがあります。

オコジョ

オコジョイラスト

寒冷地寄りの環境を好む小型哺乳類です。
目撃例は多くありませんが、県内でも確認されています。

ヤマネ

ヤマネイラスト

森林に生息する小型哺乳類です。夜行性で、冬眠を行うことで知られています。
栃木県内でも生息が確認されている種の一つです。

その他(種数が多い哺乳類グループ)

ネズミ類

屋内に侵入することがあるアカネズミ

ネズミ類は種数が多く、栃木県内でも約9種が確認されています。
これらには外来種も含まれます。

代表的な種の例
・アカネズミ(写真)
・ヒメネズミ
・カヤネズミ

モグラ類

モグラ類は地中で生活するため姿を見る機会は多くありませんが、
栃木県内では約8種が確認されています。

代表的な種の例
・ヒミズ(写真)
・アズマモグラ
・カワネズミ

コウモリ類

暗渠で寄り添う二ホンウサギコウモリ

コウモリ類は種数が多く、
栃木県内では約17種が確認されています。

代表的な種の例
・ニホンウサギコウモリ(写真)
・キクガシラコウモリ
・アブラコウモリ

栃木で見られる外来哺乳類

栃木県では、もともと日本に生息していなかった外来哺乳類も確認されています。
これらは、人為的に持ち込まれた個体が野外に定着したものと考えられています。

栃木県で確認されている主な外来哺乳類
・アライグマ
・ハクビシン

外来哺乳類は、在来の生態系や農作物への影響が問題になることもあり、
各自治体で調査や対策が行われている対象でもあります。

写真・イラストについて

掲載している写真は、実際に筆者が撮影したものです。
写真が用意できていない種については、イラストで代用しています。
また、現在掲載している写真についても、より良いものが撮影でき次第、順次差し替えていく予定です。

野生動物を見かけたときの基本的な考え方

野生の哺乳類を見かけた場合は、無理に近づかず、
追いかけたり餌を与えたりしないことが大切です。
適切な距離を保つことで、人と野生動物が無理なく共存できます。

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