夜、部屋の中を突然大きな蛾が飛び回ると驚きますよね。
窓を閉めていたはずなのに、どこから入ってきたのか分からないこともあります。
私の家でも、玄関を開けた一瞬の隙に蛾が入り込むことがよくあります。
また、網戸を閉めているのに蛾が入ってきたため確認してみると、網戸に小さな穴が開いていたこともありました。
蛾は、窓や玄関を長時間開けていなくても、わずかな隙や短い開閉の間に入り込むことがあります。
蛾が家に入ってくるのはなぜ?

家の中に突然現れた蛾は、屋外にいた個体が窓や玄関から入り込んだ可能性があります。
特に夜は、家の明かりの周辺に蛾が来ることがあり、玄関や窓を開けたときに室内へ入ってしまいます。
夜の明かりの周辺に集まる
夜になると、玄関灯や窓から漏れる家の明かりの周辺で蛾を見かけることがあります。
その状態で窓や玄関を開けると、近くを飛んでいた蛾が室内へ入り込むことがあります。
すべての蛾が同じように明かりへ集まるわけではありませんが、夜の照明が侵入のきっかけになることは少なくありません。
玄関を開けた一瞬に入り込む
玄関は、蛾が入り込みやすい場所のひとつです。
特に玄関灯の近くに蛾がいると、ドアを開けた瞬間に飛び込んでくることがあります。
私の家でも、ほんの短い時間ドアを開けただけで、蛾が入ってくることがあります。
玄関の周囲を蛾が飛んでいるときは、なるべく素早くドアを開閉しましょう。
網戸の穴や窓の隙間から入る
網戸を閉めていても、蛾が家に入ってくることはあります。
一度、次のような場所を確認してみましょう。
- 網戸に小さな穴や破れがないか
- 網戸と窓枠の間に隙間がないか
- 網戸が最後まで閉まっているか
- 網戸と窓の位置がずれていないか
小さな穴は目立ちにくく、普段はなかなか気づきません。
網戸を使っているのに虫が入ってくる場合は、中央部分だけでなく、端や角まで確認してみてください。
洗濯物についてくることもある
外に干していた洗濯物に蛾が止まっていることもあります。
特に暗くなってから洗濯物を取り込む場合は、タオルの裏側や衣類の折れた部分に蛾がいないか確認しましょう。
そのまま取り込むと、洗濯物と一緒に家の中へ入ってしまいます。
家に入った蛾を追い出す方法

蛾が部屋を飛び回っていると、慌てて追いかけたくなるかもしれません。
しかし、追い回すと部屋の奥や家具の裏へ移動してしまうことがあります。
まずは、蛾がほかの部屋へ行かないようにドアを閉め、落ち着いて対処しましょう。
部屋を暗くして窓を開ける
最初に試しやすいのが、部屋を暗くして出口をひとつに絞る方法です。
- 蛾がいる部屋のドアを閉める
- 室内や隣の部屋の照明を消す
- カーテンをまとめる
- 窓やベランダの出口をひとつ開ける
- 少し離れて様子を見る
室内を暗くして出口を分かりやすくすると、蛾が自分から外へ出ていくことがあります。
ただし、必ず外へ出るわけではありません。
しばらく待っても出ていかない場合は、壁やカーテンに止まるのを待ち、容器や虫取り網を使いましょう。
窓を長時間開けたままにすると、別の虫が入ってくることもあるため注意してください。
容器と厚紙を使って外へ出す
蛾が壁やカーテンに止まったら、透明な容器と厚紙を使うと直接触らずに捕まえられます。
- 蛾の上から容器を静かにかぶせる
- 容器と壁の間に厚紙を差し込む
- 厚紙でふたをしたまま屋外へ運ぶ
- 外で容器を開ける
紙は、コピー用紙よりも、はがきや薄い段ボールなどの少し硬いものが使いやすいです。
蛾をつぶしたり、素手でつかんだりせずに外へ出せます。
虫取り網を使う
大きな蛾や、高い場所に止まった蛾には虫取り網が便利です。
飛んでいる蛾を激しく追い回すのではなく、壁や天井に止まったところへ静かに網をかぶせましょう。
網に入ったら、逃げないように網口を折り返して屋外まで運びます。
家の中に蛾やハチなどの虫が入ることがある場合は、100円ショップなどで売られている小さな虫取り網で十分なので、すぐに使える場所へ一本置いておくのがおすすめです。
天井や吹き抜けなど、高い場所に虫が止まりやすい家では、柄が伸びるタイプの虫取り網も便利です。
どうしても追い出せない場合は殺虫剤を使う
外へ逃がすのが難しい場合は、殺虫剤を使う方法もあります。
ただし、すべての殺虫剤が蛾を対象にしているわけではありません。
商品の適用害虫に「ガ」と記載されているか確認し、使用方法や注意事項を守って使いましょう。
食品や食器、ペット、観賞魚などに薬剤がかからないよう注意してください。
蛾を見失ったときはどうする?
飛んでいた蛾を見失ったら、まずほかの部屋へ移動しないようにドアを閉めます。
そのうえで、次の場所を確認してみましょう。
- カーテンの表側と裏側
- 壁や天井
- 照明器具の周辺
- 家具の側面
- 窓枠やサッシ
- ドアや柱の高い位置
蛾はずっと飛び続けるわけではありません。
見失ったと思っても、壁やカーテンに止まり、周囲の色に紛れていることがあります。
見つからない場合は無理に家具を動かさず、再び飛び始めるまで少し待つのもひとつの方法です。
蛾を家に入れないための対策
蛾の侵入を完全に防ぐのは難しいですが、入口となる場所を確認することで、入り込む数を減らせます。
網戸の穴や隙間をふさぐ
網戸に小さな穴がある場合は、網戸用の補修シートなどでふさぎましょう。
穴が大きい場合や、網全体が劣化している場合は、網戸の張り替えも検討します。
網戸だけでなく、窓枠との間に隙間ができていないかも確認してください。
夜は玄関を開けたままにしない
夜に人の出入りをするときは、玄関の開閉時間をなるべく短くしましょう。
玄関灯の周囲を蛾が飛んでいる場合は、ドアを開ける前に蛾が近くにいないか確認します。
玄関灯が必要ない時間は消しておくことも、周囲に集まる虫を減らす対策になります。
カーテンを閉めて光漏れを抑える
夜に家の明かりが外へ漏れていると、窓の周辺に蛾などの虫が集まることがあります。
暗くなったらカーテンやブラインドを閉め、窓から強い光が漏れないようにしましょう。
窓を開けて換気するときも、必要のない照明を消しておくと安心です。
洗濯物を確認してから取り込む
洗濯物は、取り込む前に軽く振り、虫がついていないか確認します。
タオルの裏側や衣類の折れた部分にも蛾が止まることがあるため、夜に取り込むときは特に注意しましょう。
できるだけ暗くなる前に取り込むのがおすすめです。
蛾に対応した網戸用の虫よけを使う
網戸や窓に使用できる虫よけ剤を使うのも、蛾の侵入対策になります。
ただし、網戸用の商品すべてが蛾に対応しているわけではありません。
購入するときは、商品の適用害虫を確認し、「ガ」と記載されているものを選びましょう。
使用できる場所や効果が続く期間も商品によって異なるため、パッケージに書かれた方法を守って使用してください。
小さな蛾が何匹も出る場合は注意

大きな蛾が突然一匹だけ現れた場合は、外から迷い込んだ可能性が考えられます。
一方で、小さな蛾を家の中で繰り返し見かける場合は、食品や衣類から発生していることがあります。
キッチンや食品棚で見かける場合
キッチンや食品棚で見かける小さな蛾として、ノシメマダラメイガがいます。
幼虫は、米や小麦粉、乾麺、菓子、ナッツ、乾燥食品、ペットフードなどを食べます。
食品の中に白い糸や小さなふんが見つかった場合は、発生していないか確認しましょう。
小さな蛾を何匹も見かける場合は、長期間保管している乾物や開封済みの食品を一つずつ確認してください。
発生源となった食品を残したまま成虫だけを駆除しても、再び蛾が出てくることがあります。
クローゼット周辺で見かける場合
クローゼットや衣装ケースの近くで小さな蛾を繰り返し見る場合は、イガやコイガなどの衣類害虫も考えられます。
衣類を食べるのは主に幼虫で、ウールやカシミヤなどの動物性繊維が被害を受けることがあります。
衣類に小さな穴が開いていないか確認し、収納内の掃除や洗濯、防虫剤の交換を行いましょう。
家に入った蛾は危険?
成虫の蛾の多くは、人を追いかけて攻撃するような虫ではありません。
ただし、一部の種類には触れないほうがよい蛾もいるため、種類が分からない場合は素手でつかまないようにしましょう。
容器や虫取り網を使い、できるだけ直接触らずに外へ出すのが安心です。
蛾の毒や鱗粉、成虫に触れても大丈夫なのかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
蛾は夜の明かりの周辺に来て、窓や玄関を開けた一瞬に家の中へ入り込むことがあります。
網戸を閉めていても、小さな穴や窓枠との隙間があれば侵入する可能性があります。
家に入った蛾は、部屋を暗くして出口を開けるか、壁に止まったところを容器や虫取り網で捕まえて外へ出しましょう。
蛾などの虫がよく入る家では、100円ショップのものでもよいので、虫取り網を一本置いておくとすぐに対処できます。
網戸の確認や玄関の開閉、夜間の光漏れを見直し、必要に応じて蛾に対応した虫よけ剤を使用することで、侵入を減らせます。
小さな蛾を何匹も見かける場合は、外からの侵入だけでなく、食品や衣類から発生していないかも確認してください。

