ベランダにハトが来るのはなぜ?寄りつく理由とハトよけ対策

公園を歩く鳩

ベランダの手すりにハトが止まっている。

最初は「たまたま休んでいるだけかな?」と思っていても、次の日も、その次の日もやって来ると少し心配になりますよね。

ハトにとってベランダは、雨風をしのぎやすく、安全に休める場所になることがあります。

居心地がいいと判断されると、繰り返し訪れるようになり、やがて長時間過ごしたり、巣を作ったりすることもあります。

この記事では、ベランダにハトが来る理由や寄りつきやすい環境、毎日来る場合の注意点、来なくするための対策をわかりやすく解説します。

目次

ベランダにハトが来る主な理由

ベランダに鳩が来る理由

ハトがベランダに来るのは、単なる偶然とは限りません。

休憩しやすい、安全に過ごせる、巣を作れるといった条件がそろっている可能性があります。

雨風をしのげて休みやすい

ベランダには屋根や壁があり、建物の形によっては雨や強い風を避けられます。

手すりや室外機など、ハトが止まりやすい場所が多いのも特徴です。

最初は短時間休むだけでも、安全な場所だと覚えると、繰り返し同じベランダを利用することがあります。

安全に過ごせる場所だと判断されやすい

ハトは、安全に過ごせると判断した場所を繰り返し利用することがあります。

特に、

  • 三方を壁などに囲まれた場所
  • 室外機の裏
  • 荷物やプランターの陰
  • 人の目が届きにくい場所

などは注意が必要です。

手すりに少し止まるだけでなく、ベランダの奥や室外機の裏まで入り込んでいる場合は、ハトにとって落ち着ける場所になっている可能性があります。

近くにエサがある

自宅のベランダに食べ物がなくても、周辺にエサ場があるとハトが集まりやすくなります。

たとえば、

  • 近所でハトにエサを与えている人がいる
  • 食べ物や生ゴミが放置されている
  • 公園や広場にハトが集まっている

といった環境です。

自分ではエサを与えていなくても、周辺にハトが多ければ、休憩場所としてベランダを利用されることがあります。

巣を作れる場所を探している

ハトがベランダの奥を歩き回ったり、室外機の裏を何度も確認したりしている場合は、巣を作れる場所を探している可能性があります。

特に注意したいのは、

  • 室外機と壁の隙間
  • ベランダに置いた荷物の裏
  • 植木鉢やプランターの陰
  • 普段ほとんど人が近づかない場所

小枝や枯れ草を運び始めたら、巣作りが始まっている可能性があります。

ハトが寄りつきやすいベランダの特徴

ベランダに鳩が来やすい環境

同じマンションやアパートでも、ハトがよく来る部屋と、ほとんど来ない部屋があります。

ベランダの環境によって、ハトにとっての居心地は変わります。

室外機や物陰がある

室外機の裏や荷物の陰は、人の目が届きにくく、雨風も避けやすい場所です。

段ボールや使っていない収納用品などを置きっぱなしにしていると、新たな隠れ場所を作ってしまうこともあります。

できるだけ物を減らし、見通しのいい状態にしておきましょう。

人の出入りが少ない

ほとんど使われていないベランダは、ハトにとって邪魔されにくい場所です。

反対に、人が頻繁に出入りする場所では、落ち着いて休んだり巣を作ったりしにくくなります。

洗濯物を干さないベランダや、長期間留守にしている部屋では、ときどきハトが居ついていないか確認しましょう。

フンや巣材をそのままにしている

ベランダにハトのフンが落ちていたら、放置せず早めに掃除しましょう。

同じ場所にフンが増えている場合、そのベランダが繰り返し利用されている可能性があります。

また、小枝や枯れ草が集まり始めている場合は、巣作りが始まっているかもしれません。

卵やヒナがいる状態になる前に気づくことが大切です。

近くにエサ場がある

近所で継続的な餌付けが行われていたり、食べ物を簡単に得られる場所があったりすると、周辺にハトが集まりやすくなります。

自宅のベランダだけをきれいにしても、周辺からハトそのものがいなくなるわけではありません。

それでも、自宅を「休みやすい場所」「巣を作りやすい場所」にしないことはできます。

ハトが毎日ベランダに来る場合は注意

一度だけ手すりに止まったからといって、必ず居つくわけではありません。

しかし、毎日のようにハトが来たり、滞在時間が長くなったりしている場合は注意しましょう。

ハトの利用は、

たまに休む

繰り返し来る

長時間過ごす

夜も過ごす

巣を作る

というように進むことがあります。

特に、次のような変化が見られたら早めに対策を考えましょう。

  • 毎日のように来る
  • 手すりだけでなくベランダの奥まで入ってくる
  • フンの量が増えている
  • 室外機の裏に長時間いる
  • 小枝や枯れ草を運んでいる

まだ巣や卵がない段階のほうが、対策しやすくなります。

ベランダにハトを来なくする対策

ハトを見つけるたびに追い払うだけでは、再び戻ってくることがあります。

ベランダそのものを、ハトにとって休みにくい場所に変えていきましょう。

フンや巣材を放置しない

まずは、ハトのフンや羽、小枝などをこまめに取り除きます。

フンを掃除するときは素手で触らず、手袋やマスクを着用しましょう。

乾燥したフンを勢いよく掃いて、粉じんを舞い上げるのも避けたほうが安心です。

大量のフンが堆積している場合は、無理に自分で作業しないようにしましょう。

テグスやワイヤーで止まりにくくする

ハトがいつも手すりに止まる場合は、テグスや専用ワイヤーを設置して着地しにくくする方法があります。

ただし、設置位置や張り方が合っていないと、十分な効果が出ないこともあります。

鳥が絡まないよう、安全性にも配慮して設置してください。

防鳥スパイクを設置する

手すりや室外機の上など、決まった場所にハトが止まる場合は、防鳥スパイクも選択肢です。

着地できるスペースを減らし、ハトが止まりにくい環境を作ります。

ただし、対策していない別の場所へ移動することもあるため、ベランダ全体の状況を見ながら使いましょう。

忌避剤は補助的に使う

ハトがたまに来る程度なら、ハト用の忌避剤を試す方法もあります。

スプレータイプやジェルタイプなどがありますが、匂いなどを利用した対策にはハトが慣れてしまうこともあります。

すでに毎日のように来ている場合や、ベランダの奥まで入り込んでいる場合は、忌避剤だけに頼らず、テグスや防鳥ネットなどの物理的な対策も検討しましょう。

防鳥ネットで侵入を防ぐ

ベランダの中までハトが入り込む場合は、防鳥ネットで侵入そのものを防ぐ方法があります。

開口部分を隙間なく覆えば、物理的にハトが入れなくなります。

ただし、隙間が残っていると、そこから侵入されることがあります。

マンションやアパートでは、設置前に管理規約を確認し、必要に応じて管理会社や大家さんへ相談しましょう。

ハトよけ対策で注意したいこと

ハト対策を始める前に、知っておきたい注意点もあります。

CDなどは一時的な効果にとどまることがある

CDや光を反射する物を吊るす方法はよく知られています。

ハトが警戒して一時的に近づかなくなることはありますが、それだけで長期間防げるとは限りません。

すでに何度も来ている場合は、止まり場所をなくしたり、ネットで侵入を防いだりする物理的な対策を優先したほうがいいでしょう。

追い払うだけでは戻ってくることがある

ハトを見つけるたびに追い払っても、ベランダが安全で休みやすいままなら、再び戻ってくることがあります。

フンを掃除する。

隠れ場所を減らす。

手すりに止まりにくくする。

必要ならネットで侵入を防ぐ。

このように、ハトにとって休みにくい環境へ変えていくことがポイントです。

巣に卵やヒナがいる場合は勝手に撤去しない

ここは特に注意が必要です。

鳥獣保護管理法では、野生鳥獣の捕獲や殺傷、鳥類の卵の採取は原則として禁止されています。

そのため、ハトの巣に卵やヒナがいる場合は、勝手に撤去しないようにしましょう。

卵やヒナがいない空の巣であれば撤去できますが、卵やヒナがいる場合は、自治体の担当窓口などに相談してください。

まとめ|ハトが居つく前に早めの対策をしよう

ベランダにハトが来るのは、雨風を避けやすい、安全に休める、巣を作りやすいといった理由が考えられます。

一度だけ手すりに止まったからといって、必ず居つくわけではありません。

しかし、

  • 毎日のように来る
  • フンが増えている
  • ベランダの奥まで入り込む
  • 室外機の裏に長時間いる
  • 小枝や枯れ草を運んでいる

といった様子が見られたら注意しましょう。

まずはベランダを整理し、フンをこまめに掃除して、ハトが止まりやすい場所や隠れやすい場所を減らします。

それでも繰り返し来る場合は、テグスや防鳥スパイク、忌避剤、防鳥ネットなど、状況に合った対策を取り入れましょう。

「最近よく来るな」と感じた段階で動くことが、ハトを居つかせないための大きなポイントです。

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