公園を歩いていると、地面を歩いたり、ベンチの近くに集まったりしているハトをよく見かけます。
あまりに身近な存在なので、普段はすべて同じ「ハト」として見ている人も多いかもしれません。
しかし、公園や街中でよく見かけるハトには、主にドバトとキジバトがいます。
見た目や行動には違いがあり、特徴を知れば見分けるのはそれほど難しくありません。
この記事では、公園にいるハトの正体や、ドバトとキジバトの特徴、簡単な見分け方を紹介します。
公園にいるハトは主にドバトとキジバト

日本の公園や街中で身近に見られる代表的なハトが、ドバトとキジバトです。
駅前や大きな公園で、何羽ものハトが集まっている場合は、ドバトであることが多いでしょう。
一方、茶色っぽい体をしたハトが1羽や2羽で歩いていたら、キジバトかもしれません。
どちらも大きさにはそれほど大きな差がないため、見分けるときは次の特徴に注目すると分かりやすくなります。
- 体の色や模様
- 群れの大きさ
- よくいる場所
- 首や翼の模様
特に、色や模様がさまざまで群れていることが多いのがドバト、茶色いうろこ模様があるのがキジバトと覚えておくと簡単です。
ドバトとはどんなハト?

ドバトは、公園や駅前、広場などでよく見かける身近なハトです。
もともとはカワラバトを家禽化したもので、それらが逃げたり放されたりして野生化したものを一般にドバトと呼びます。
現在では日本全国で見られ、都市部の風景にもすっかり溶け込んでいます。
街中や公園でよく見かける
ドバトは公園だけでなく、次のような場所でもよく見られます。
- 駅前
- 神社や寺
- 広場
- 橋の下
- ビルの周辺
もともとのカワラバトは岩場などに暮らす鳥です。
そのため、都市にあるビルや橋などの人工物も利用し、雨のかかりにくい場所に巣を作ることがあります。
色や模様には個体差がある
ドバトというと、灰色の体に黒い模様が入った姿を思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、実際には羽の色や模様にかなり個体差があります。
例えば、
- 灰色
- 白っぽい色
- 黒っぽい色
- 茶色がかった色
- まだら模様
など、さまざまな姿のドバトがいます。
カワラバトに近い見た目の個体では、灰色の体に翼の2本の黒い帯があり、首元が緑色や赤紫色に光って見えることもあります。
そのため、「灰色ではないからドバトではない」とは限りません。
公園で色の違うハトが一緒に群れていても、すべてドバトということもあります。
群れで行動することが多い
ドバトは、群れで行動することが多いハトです。
公園の広場や駅前で、何羽、何十羽ものハトが集まっている光景を見たことがある人も多いでしょう。
昼間は群れで餌を探し、夜には建物の軒下や橋桁などに集まって休むことがあります。
公園で大きな群れを見つけたら、まずドバトを疑ってみるとよいでしょう。
キジバトとはどんなハト?

キジバトも、日本で身近に見られるハトの一種です。
公園だけでなく、住宅地や農地、林など幅広い環境で暮らしています。
ドバトよりも自然の多い場所にいるイメージがあるかもしれませんが、庭木や街路樹などにも巣を作り、街中でも普通に見られます。
茶色いうろこ模様が特徴
キジバトの大きな特徴は、茶褐色の体と、翼に見られるうろこのような模様です。
さらに、首の側面には青灰色と黒のしま模様があります。
ドバトとは見た目がかなり違うため、一度特徴を覚えれば見分けやすいハトです。
また、「デデーポッポー」と表現されることもある特徴的な鳴き声でも知られています。
姿を見つける前に、鳴き声でキジバトの存在に気づくこともあります。
公園や住宅地でも見られる
キジバトは日本全国に広く分布し、さまざまな場所で見られます。
- 公園
- 住宅地
- 庭木
- 街路樹
- 農地
- 林
木の枝を粗く組み合わせた皿状の巣を作るため、公園の木や住宅地の庭木で子育てすることもあります。
ドバトがビルや橋などの人工物をよく利用するのに対して、キジバトは木の上で見かけることが多いのも特徴です。
1羽やつがいで見かけることが多い
キジバトは、ドバトのような大きな群れよりも、1羽やつがいで見かけることが多いハトです。
地面を1羽で歩いていたり、2羽が並んで行動していたりする姿もよく見られます。
ただし、キジバトも餌が豊富な場所では群れになることがあります。
そのため、
「群れなら必ずドバト」
「1羽なら必ずキジバト」
とは限りません。
行動だけで判断せず、体の色や模様も一緒に確認することが大切です。
ドバトとキジバトの違いや見分け方
ドバトとキジバトを見分けるなら、まず体の色と模様を確認してみましょう。
簡単に分けると、次のようになります。
ドバト
- 灰色を中心に白や黒、茶色など羽色がさまざま
- 翼に黒い帯がある個体も多い
- 群れで行動することが多い
- 公園や駅前、広場などでよく見られる
キジバト
- 全体的に茶褐色
- 翼にうろこのような模様がある
- 首の側面にしま模様がある
- 1羽やつがいで見かけることが多い
もっと簡単に覚えるなら、
色や模様がさまざまで、たくさん集まっていることが多いのがドバト。
茶色いうろこ模様が目立つのがキジバト。
この2つだけでも、かなり見分けやすくなります。
公園にはほかの種類のハトもいる?
公園で見かける身近なハトとしては、ドバトとキジバトが代表的です。
ただし、日本にはほかにも、
- アオバト
- シラコバト
- カラスバト
など、複数のハトの仲間が生息しています。
地域や環境によっては、公園などで別の種類のハトに出会う可能性もあります。
とはいえ、一般的な街中や公園でハトを見つけたときは、まずドバトかキジバトかを確認すると分かりやすいでしょう。
公園でハトを見つけたら種類を観察してみよう
公園にいるハトは、どれも同じように見えるかもしれません。
しかし、じっくり観察すると、羽の色や模様、群れ方などに違いがあります。
いつも大群で歩いているドバトの中にも、白や黒、茶色などさまざまな個体がいます。
少し離れた場所では、キジバトが1羽で地面を歩いているかもしれません。
身近な公園でも、種類を意識して観察するだけで新しい発見があります。
次にハトを見つけたら、ぜひ体の色や模様にも注目してみてください。
まとめ
公園や街中でよく見かけるハトは、主にドバトとキジバトです。
色や模様がさまざまで群れが多いのがドバト、茶色いうろこ模様が特徴なのがキジバトです。
次に公園でハトを見つけたら、ぜひ体の色や模様にも注目してみてください。
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